アパート問題

いま住んでいるアパートの前入居者が司法書士事務所だった


ある日の朝、玄関のインターホンが鳴りました。ドアスコープを見ると、玄関のドアの向こう側にスーツを着て片手にアタッシュケースを持ち、もう片方の手には、名刺を持ちながら、インターホンを鳴らしている中年男性が立っていました。見るからに、営業マンって感じでした。

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最初は、

(はぁ・・・、また、売り込み営業か・・・)

と、感じてインターホンの呼び出し音を無視していました。しかし、何度も何度もインターホンをピンポン~ピンポン~と、立ち去る様子がない・・・。なんてしつこい営業マンなんだ・・・。と、思いながら仕方なくドアを開けました。

営業マンかと思っていた男性が言ってきた意外な言葉と真実

すると、男性

 

あの~、○○司法書士事務所さんですか??

えっ?? ・・・いいえ・・・、違いますけど・・・

 

ああ、、、そうですか、、、すみません。。。

 

と、言って立ち去っていきました。一見、何気ないやり取りで終了しましたが、

 

(司法書士事務所って、どういうこと???)

(何者かが、俺のことを探りに来ているのか???)

 

と、あまりに唐突で奇妙なことを聞いてきた訪問者に、いろいろ考えてしまいました。何気ないこのことを考えさせられるには理由がありました。なんせ、僕は、住宅ローン、カードローン、クレジットカード、税金など返済できずに滞納していて、まさに、債務整理が必要な状況に立たされているからです。ですから、司法書士事務所と言われると、決して他人事には出来ない些細な一コマでした。むしろ、

 

(僕の借金の事情を知っている人間なのか!?)

 

と、言い知れぬ奇妙な感じがしてしまいました。そして、いま住んでいるアパートの住所、号室をインターネット検索をした結果を見て唖然としました・・・。

 

なんと、前入居者は、○○司法書士事務所となっていたのです。

 

 

僕は、目を疑いました。こんな、アパートで司法書士事務所を開業していたと言う真実・・・。概要を見ると、

 

業務概要
任意整理・過払い請求・個人再生・自己破産・・・

 

ホームページのURLがありましたが、

 

403Error
このページは表示できません

 

このように、すでに削除されていました。

前入居者が○○司法書士事務所だったことを考えてみると

司法書士事務所で任意整理、過払い請求、個人再生、自己破産と書いていましたので、お金の悩みを抱えている人々が出入りしていたアパートだったと言うことです。このアパートで、いったい何人もの人々がお金にまつわる悩み、苦しみを吐き出してきたことなのだろうか・・・。

 

そう思うと、ここに出入りしてきたお金の悩み相談者の人々も、また他人事と思えなくなってきました。

 

(ここのリビングと隣の部屋と、どっちで借金の相談を聞いていたのだろうか・・・?)

 

 

 

(相談者は、このトイレを使っていたのだろうな・・・?)

 

 

 

(司法書士の先生は、このアパートで暮らしていたのだろうか・・・?)

 

など、営業マンだと思っていた男性が帰って、前入居者が司法書士事務所だった事実を知ってから、アパートの中を見渡しながら、次々と妄想が浮かんできました。僕自身が、今まで複数人の弁護士や司法書士から、自己破産、個人再生、任意整理、任意売却などの提案を受けてきて、債務整理の必要性に迫られているからです。

 

【因縁】

② 前世から決まっていたとして、そのまま認めざるを得ないこと。宿命。 「これも何かの-だ」
③ 前々からの関係。縁。 「浅からぬ-」

因縁(いんねん)とは何? Weblio辞書

 

住宅ローン、キャッシング、リボ払い、滞納している税金などの借金は10,000,000円以上となっています。僕は、司法書士事務所だったアパートの一室で生活していると言う、恐怖とさえ感じてしまったり、また、何とも言えない奇妙な因縁のようなものを感じました。

 

借金の因縁に引き寄せられた宿命???

持ち家のマンションも、いわく付きの一室でした。持ち家となるマンションは、母親が気にいったから、僕名義で住宅ローンを借り入れて購入しました。僕は、住宅ローンを借り入れしてまで、マンションを購入したくなかったのですが、母親が、賃貸マンションやアパートでは落ち着いて住めないと言うことで、渋々、住宅ローンの借り入れ契約をしました。

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今から考えたら、やめておけばよかったと後悔している気持ちもあります。しかし、当初、断るに断れない見えない因縁に引き寄せられていたのかも知れません。持ち家のマンションの一室を所有していたのは、不動産会社でした。前の入居者から流れてきた物件だったのですが、その不動産会社から、前の入居者は

 

前の入居者は競売になったような感じで、このマンションを手放しました

と、言われたのは、今でもはっきり覚えています。とにかく、前入居者は、住宅ローンの返済が出来ずに滞納してしまって、保証会社から一括請求を求められたものの、応じることが出来ずに競売手続きをされてしまった・・・?そして、不動産会社に流れたことを想像すると、まさに、僕の現状そのものです。

 

住宅ローンを借り入れて持ち家を購入した直後から、借金人生へ

僕は、住宅ローンを借り入れして、持ち家を購入した直後から、会社の人間関係が、だんだん悪化していったのです。そして、不思議なほど、仕事上のミスが連発してしまうようになってしまいました。いつも、以上に、慎重に仕事に取り掛かるも、ミスをしていまうのです。

 

また、僕が直接、関係ない案件などの失敗やミスも、なぜか僕の名前が上がってきて、最終的に僕の責任問題になって発展してしまったりするような出来事もありました。明らかに誰かの陰謀、濡れ衣、裏工作、もしくはキツネにつままれたような・・・と、思わざるを得ないようなことが次々と問題が起こりました。

 

僕は、会社に出勤すること、会社働くことの苦痛に耐えきれなくなってしまい、住宅ローンを借り入れしてから、たった半年後に退職してしまいました。退職してからは、正社員雇用が決まらず、アルバイト、派遣社員、無職を転々とするようになりました。年収は正社員時代の1/5に急降下してしまいました。

 

住宅ローンに関わるお金の支払がとてつもなく、大きな負担になってきました。収入を得ても半分以上のお金が住宅ローンの返済、マンションの管理費、固定資産税と、持ち家にかかる費用によって、心身共に負担を感じるようになりました。持ち家にかかる支払を優先していくあまりに、だんだんと、他の請求書の支払が滞納するようになりました。

 

同居している家族に、何度も、お金が足りない現状を伝え続けてきたものの、まったく相手にされず、滞納していくお金に1人で立ち向かっていく日々が続きました。滞納するようになってから、クレジットカード、カードローンを利用するようになりました。

毎月の住宅ローン、クレジットカード、カードローンの返済が想像以上の負担

数年後には、クレジットカード、カードローンの借り入れ残高が積もり積もってしまいました。毎月の返済額の内訳は、利息が元金の5倍くらいになっていました。もはや、利息を払う金額の方が明らかに多い状態になってしまい、利息の為に働いているような、苦しんでいるような日々が続きました。

 

再び正社員雇用が決まった頃には、毎月の住宅ローン、クレジットカード、カードローンの返済に掛かるお金は、給与の70%くらいを占めるようになりました。生活費など他の請求で足りない分などは、カードローンの借り入れの返済と借り入れを繰り返す他に、手段がありませんでした。

 

知り合いに、この借金で苦しんでいる状況を相談すると、弁護士に相談するようにすすめてもらうことになり、法律事務所を教えてくれました。弁護士に借り入れ状況を伝えると、

 

自己破産してやり直した方がいい

 

と言われました。

 

同居している母親に伝えると猛反対されました。猛反対しているけれども、住宅ローン、クレジットカード、カードローンの返済に対して、何も協力してくれませんでした。そのような、状況を続けてきて、長年の借金の疲労と仕事の疲労が積もり積もってか、会社の産業医との面談で精神内科を受診するように指導されました。

 

精神内科に通院するようになり、うつ病と診断されてから、会社から休職するように言われました。薬物療法をしながら、精神的な治療を続けましたが、今までの借金の悩みや苦しみを耐えに耐えてきた反動からか、精神状態がますます、ひどくなってしまい、休職してから数ヶ月後に正社員を退職することになってしまいました。

借り入れ返済に消えていく傷病手当金

ずっと、自宅に引きこもるようになって社会的な関係も断つような生き方に変わっていきました。傷病手当金が健康保険組合から支給されていたものの、住宅ローン、クレジットカード、カードローンの返済にほとんど消えていきました。うつ病になって無職の期間も、何度か弁護士と面談する機会があったのですが、

 

なんとか債務整理するためのお金を貯めて、自己破産するように

 

と、言われ続けてきました。住宅ローン、クレジットカード、カードローンの返済に傷病手当金が消えていく状況だったので、とても、債務整理するためのお金を貯めることなんて不可能でした。そして、傷病手当金の支給期限が過ぎてから、完全に無収入になってしまいました。無収入になってしまってからも、精神状態は、不安定な状態でありました。

 

精神内科に通院していてうつ病と診断されているのに、母親からは、働いて返済して、持ち家を守るように言われるだけでした。いつしか、生きる気力を失っていき、いつ死んでもいいと思うようになっていき、だんだん死を意識させられる日々が続きました。

前の入居者が司法書士事務所だったことを振り返る不思議な宿命と奇妙な因縁と

知り合いに紹介された弁護士から法テラスの弁護士にも相談するように言われて、法テラスに地域の法律事務所を紹介されました。弁護士からは、債務整理以前に生活を継続する手段を手に入れる必要があるとのことで生活保護の話を聞いてくるように提案されました。

 

生活保護の話を聞く為に生活保護に相談に行って、借金の状況や債務整理が出来ない状況などを説明しました。すると、生活保護を申請するなら、世帯分離をしてから再度、来てくださいと言われました。母親は、一人暮らしに猛反対でしたが、親族に借金していて、弁護士や役所に生活保護の相談をしてきた経緯を話しました。

 

それから、不動産会社を紹介してくれて、不動産会社から今のアパートを紹介されたのでした。そのアパートの前入居者が○○司法書士事務所だったと言う、まさに借金を背負ってきた人々が、借金の悩みを解消するために出入りされてきたアパートの一室に住むことになったのでした。

 

これは、まさに因縁そのものだと感じざるを得ない出来事でした。あの日、営業マンらしき男性が訪問してこなかったら、当然ながら、前の入居者が司法書士事務所だった真実を知る由もありませんでした。借り入れに悩み苦しんできた人々の苦しみが今の土地に地縛霊としてなっているかは、わかりませんが、ここは借金が借金を呼ぶ、破産者を呼ぶ因縁の恐怖を感じる土地でした。

以上が目に見えない不思議な宿命を感じさせられる出来事でした。これからも、ここに住んでいる限りは、借金で苦しんできた人たちの想いが漂っている奇妙な因縁と向き合いながら生きていく毎日が続きそうです。

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僕は、借金の体験談を書いている、大福天喜と申します。

借金総額 約1,400万円

滞納内訳
住宅ローン借り入れ残高 約700万円
銀行カードローン借り入れ残高 約300万円
クレジットカード借り入れ残高 約300万円
管理費等滞納 約50万円
税金滞納額 約90万円(分納)

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