毒親

引っ越し前に母親の部屋を片付ける手伝いをしたらゴミだらけで感じたこと


自己破産することになりましたので、持ち家が数ヶ月後に競売になってしまいます。弁護士からは、早く引っ越しするように言われて、賃貸マンションに行くことになりました。

スポンサーリンク

今まで母親と同居してきましたが、自己破産を機にお互いに一人暮らしをすることになりました。

母親の部屋を片付けることになったキッカケ

引っ越し先の賃貸マンションはお互いに別々の場所ですが、最寄駅は一つ隣なので、あまり離れていない状況になりました。

 

引っ越し費用があまり出せないので、引っ越し会社の節約プランを選ぶことになりました。節約プランは家族でダンボールに荷物を詰めて行く内容になります。

 

詰めていない荷物を運んでもらう場合は追加料金が必要なシビアなプランです。母親から、母親の部屋の荷物をダンボールに詰める手伝いをするように言われて、びっくりしたことがあります。母親は、使っているところを見たことがないような物を溜め込んでいました。

母親の部屋がゴミだらけなのは、いったい何なのか?

クローゼットやタンスを見ると、10年以上前の請求書が出てきたり、メモ書きが出てきたり、古い布団が出てきたり、とっくに廃棄した家電製品の説明書とか部品など、明らかにゴミと化している物ばかりが入っていたのでした。

 

母親は、性格的に物を大事にするタイプです。50年以上、ずっと大切にしている衣類、タンス、鏡台、人形などがあります。よく言えば物を大切にしますが、悪く言えば物を捨てられずに溜め込んでしまうタイプです。

 

スーパーの袋も、勿体無いからと言って溜め込んでいます。お土産とかお歳暮とか、いただき物の空き箱も、何かに使うかも知れないと言って溜め込んでいます。請求書やレシートすらも、必要かも知れないからと溜め込んでいます。僕が、赤ちゃんの時の布団とか衣類も捨てていないのです。

 

また、祖父母の衣類、そろばん、書類、書籍、メモ書き、髪の毛なども残しているのです。ベッドやタンスのすき間には、大量のホコリが積もっていました。

 

壁には、無数のメモ書きが貼っていますが、よくよく見ると、何年前かの出来事ばかりで、とっくに必要のない情報ばかりが貼り付けられていました。このような母親のゴミのような部屋を見て、なぜこうなってしまったのか考えて見ました。

離婚のショックが誰よりも大きかったのは母親自身だったと感じた

過去を振り返って見ますと、両親が離婚する前は、押入れもダンスもゴミは溜め込まれていませんでした。ホコリもありませんでした。

 

両親は大型家具を二人で運んだり、畳をひっくり返したりして、年末の大掃除は必ずしていました。正月になったら、おせち料理が出てきていました。お年玉がもらえました。父親と、たこあげをしていました。

 

5月には鯉のぼりが出ていました。祝日になったら日本の旗を玄関に出していました。夏になったら花火を楽しんでいました。お盆には、両親の家系のお墓参りをしていました。

 

12月になったらクリスマスツリーが出ていました。クリスマスプレゼントがもらえました。誕生日になると、プレゼントとケーキが出ていました。親族が集まって祝ってくれました。

 

両親が離婚するまでは、四季の行事に積極的だったり、親族の出入りが多い賑やかな家庭でした。しかし、両親が離婚して、父親が出て行ってから、状況が一変して暗くなりました。

スポンサーリンク

 

照明器具に明かりを付ける回数が激減しました。親族の出入りがなくなりました。四季の行事がなくなりました。誕生日になっても誰も祝ってくれなくなりました。年末になっても大掃除しなくなりました。おせち料理も出なくなりました。鯉のぼり、クリスマスツリーも出なくなりました。

母親は離婚してから、苦難の連続だった

引っ越し前に、母親の部屋がゴミだらけになってしまった状態を見て感じたのは、父親が出て行ってしまったことで、母親の生きる気力が失われてしまったのだと感じました。掃除も細かい所まで出来なくなってしまい、ゴミの仕分けも出来なくなってしまうくらいに、生きることがツラくなってしまったように感じました。

 

父親が出て行って、守ってくれる存在がいなくなった不安や恐怖から、物を手放すことが出来なくなり、物への執着心が異常に強くなってしまったのではないかと感じました。

 

母親は、一人で僕を育てるために、食事の用意、掃除、洗濯などの家事全般、そして、生計を立てるためのアルバイトを続けてきました。母親は無理がたたってしまって、あまり食べることができなくなり、痩せこけてしまっています。激しいストレスの毎日を送り続けて、顔も痩せこけて、髪の毛も抜けて、骨と皮ばかりの母親になってしまいました。

離婚した両親を責めていたのは、筋違いだったと感じた

母親は僕が働いた給料を使って、母親名義の住宅ローンの返済に回したり、固定資産税の支払いをしたり、勝手にお金を使い続けられた不満や怒りで、随分と母親は毒親だと抱き続けてきました。

 

借金を背負うようになったのは母親のせい。うつ病になったのは母親のせい。親子共依存、アダルトチルドレン、発達障害になってしまったのは母親のせい。そして、自己破産をするようになって、持ち家が競売になったのは母親のせい。

 

など、自分の身に不幸な事が降りかかるたびに、母親の育て方が悪かったからだ。両親が離婚したからだ。父親が浮気したからだ。父親が浮気したのは母親の性格が悪いからだ。

 

と、何かにつけて、母親や父親を心の中で責め続けてきました。

 

母親の部屋がゴミ屋敷状態になってしまったのは、今まで母親が苦しみ続けた心の姿そのものだと感じました。母親の心の中は、悩みだらけで、癒されずに、荒んでしまった見えない心の状態が、母親の部屋の状態で見える形で現れていると感じました。

母親の苦労は僕の苦労より、とてつもなく苦しかったに違いない

散らかっていることを責めることはできませんでした。母親は徹底的に命を削って、僕を育てて、働いてきて、息子が自己破産になってしまい、疲れ果ててしまったように感じました。

 

自己破産をして、母親の気に入っている持ち家から出ていくようになってしまい、僕は親不孝者だと感じました。自己破産をして人生をやり直した後の未来が見えずに、毎日、心身が苦しい日々を過ごしていますが、母親が生きているうちに、親不孝者から親孝行者ができる人間に変われるようになりたいと感じました。

 

母親の苦労に苦労を重ねた人生の一片を見れた瞬間でもありました。母親の部屋の状態を見て、自室とは、心の状態をあらわす場所だと言うことを学べたように感じました。

スポンサーリンク

関連情報

コメントを書く

ニックネーム可です 

URL (空白可です)

コメントを入力してください。

人気の投稿
カテゴリー
運営者

僕は、借金の体験談を書いている、大福天喜と申します。

借金総額 約1,400万円

滞納内訳
住宅ローン借り入れ残高 約700万円
銀行カードローン借り入れ残高 約300万円
クレジットカード借り入れ残高 約300万円
管理費等滞納 約50万円
税金滞納額 約90万円(分納)

運営者情報の詳細