食べない人たち、不食が人を健康にする本を読んで小食でも生きていけるか

うつ病、無職、自己破産手続き中になって、すっかり食欲不振になってしまい、菓子パンばかり食べるようになりました。その後、精神内科の担当医からサラダを食べるように言われて、ひたすらカット野菜と菓子パンを食べるようになりました。
スポンサーリンク
カット野菜の近くに売っていた鶏の胸肉も食べれそうだったので、今では、カット野菜、鶏の胸肉、菓子パン、水かジュース、コーヒーだけを口にするようになりました。
そんな、偏食気味な食べ物で早死にするのではないかと、思うようになりました。そんなことをしていることに、「不食」と言う情報を得たので、自分としては、「食べなくても生きていけるってこと!?」と、非常に興味を持ってしまい、不食に関する本を図書館で借りました。
今回は、「食べない人たち(「不食」が人を健康にする)」の本を中心に不食についての知識を共有していき、自分にとって不食が必要なのかどうか、一緒に考えていければと感じました。
飢えと不食の関係とは?
飢えとは何か
「お金がもっともっとたくさん欲しい」
「いまよりももっと高い地位が欲しい」
「人が振り向くくらい有名になりたい」
「世界で最も美しくなりたい」
「たくさんの異性にもてたい」
「人が驚くぐらい強くなりたい」
「人が知らない知識がたくさん欲しい」
人は食べ物だけに飢えるのではありません。これらも飢えです。しかも、やっかいなことに、求めれば求めるほど飢餓感が強くなっていくのが、こうした飢えの特徴です。
多くの人がさまざまな悩みや問題を抱えています。その悩みや問題のもとを探っていけば、その裏にはいつもこうした飢えが隠れているのがわかるでしょう。
なかでも、最大の飢えは「愛」だと思います。なぜなら、すべての飢えのおおもとは愛の欠乏感にあるからです。愛の欠乏がさまざまに形を変えて、いろいろな飢えをつくりだし、さまざまな悩みや問題となって現れてくるのです。
中略
不食の究極の目的は、これらの飢えから自由になり、無条件の愛を手に入れること、あるいは愛そのものになることです。食べるか食べないかは、それほど重要なことではありません。
しかし、食べ物への執着が薄れていくと、物事への執着も薄れていきます。そして、愛に気がつくようになるのです。昔から宗教的な修行に小食や断食が用いられていたのも、そのためです。
引用元:秋山 佳胤. 森美智代. 山田鷹夫. 食べない人たち(「不食」が人を健康にする). マイノ出版, 2014, 196P
読んでいて、何だか妙に納得してしまいました。いろいろ飢えています・・・。
僕だったら、「自己破産が終わってほしい」「うつ病が治ってほしい」「健康が欲しい」「隣の住人が嫌だからアパートを引き払って、旅人にでもなりたい・・・」とか、「飢えとは何か」の例を読んで、自分の中の飢えが浮かび上がってきました。
特に、小学生の時に両親が離婚してしまい、父親の愛情に飢えて飢えて仕方ありません。
もう、ただただ会いたい!
ただただ、抱きしめたい!
ただただ、一緒にご飯を食べたい!
ただただ一緒にいたい!
そのような心の奥底には、このような飢えが僕の中にずっと潜み続けています。
面白いことが書かれていると感じたのは、「不食の究極の目的は、これらの飢えから自由になり、無条件の愛を手に入れること、あるいは愛そのものになることです。食べるか食べないかは、それほど重要なことではありません。しかし、食べ物への執着が薄れていくと、物事への執着も薄れていきます。そして、愛に気がつくようになるのです。昔から宗教的な修行に小食や断食が用いられていたのも、そのためです。」と書かれています。
愛が欠乏していて、何か菓子パンばっかり食べてしまっていたのかなって感じたりしました。また、母親と同居していた時は、母親の手料理以外は食べることは、ほとんどありませんでした。ですから、どこのお店が美味しいとか、お店の名前をちょっと知っている程度で、誰かと一緒に外食する機会もほとんどありませんでした。そういった、美味しい外食ができる店にも飢えているのかも知れません・・・。飢えは色んな偏食を引き出してしまうように感じてしまいました。
不食って、まったく食べないではなく、小食するってこと?
不食のコツは小食をめざすこと
前略
誰でもできる不食のコツとは、小食を目指すこと。そして、小食ならほとんどの人ができます。その意味で、不食は誰でもできるのです。しかも、小食を実践すれば、いいこと、うれしいことが山のようにたくさんあります。なかでも顕著なのは、次の三点です。
スポンサーリンク
①寿命が延びる
②免疫力・自然治癒力が高まる
③若返る
中略
不食をめざす第一歩
①間食・夜食を抜く
中略
②朝食を抜く
中略
③夕食だけにする
中略
④食事の質を変える
引用元:秋山 佳胤. 森美智代. 山田鷹夫. 食べない人たち(「不食」が人を健康にする). マイノ出版, 2014, 196P
不食のコツである、小食をすることで、
①寿命が延びる
②免疫力・自然治癒力が高まる
③若返る
そのために、
①間食・夜食を抜く
②朝食を抜く
③夕食だけにする
④食事の質を変える
と書かれています。
今まで、母親から聞いた事、見た情報と全然違うことばかり書かれているような気がします。母親からは、朝食は必ず食べないといけないと教えられました。夕食は軽めに食べろと教えられました。不食によって寿命が延びたり、免疫力、自然治癒力が高まったり、若返ったりするなんて、まったく聞いた事も見たこともありません。
僕は、もともと小食です。むしろ、菓子パンしか食べなくても平気なので、小食中の小食です。
今は、精神内科の先生から菓子パンだけ食べることを注意されて、カット野菜に加えて、鶏の胸肉も食べ始めました。小食、不食からちょっと量が多くなってきたような気がします。それでも、アッサリしているので、軽い食事内容なので、ギリギリ小食かなって感じはします。
ただ、今の時点で、寿命が延びたり、免疫力、自然治癒力が高まったり、若返ったりの感覚はありません。むしろ、何だかくたびれたような感じになっています。もともと、うつ病、自己破産中で、ストレスを抱えて、疲れ切っているので、僕の身体では、不食、小食にすることの効果の参考には、ならないかも知れないですね・・・。
なぜ不食が「最高に楽天的な人」なのか、ちょっとなに言っていることがわからない・・・
最高に楽天的な人生が始まる
あなたが不食の道へと歩むのなら、怖いものがなくなります。もういくら税金が上がっても平気です。会社が突然、倒産しても路頭に迷うことはありません。お金のことを心配して、くよくよと生きていく必要はないのです。大恐慌が来ても、少しも動ずることはないでしょう。仕事をお金のためではなく、楽しむためにすることができます。仕事の好きな人は、その好きな人は、その仕事がますます好きになるでしょう。
体は確実に若返ります。これは、小食・不食をしている人の特権といってよいでしょう。
中略
小食・不食の人が若く見えるのは、体がスマートになることもあるかもしれませんが、細胞そのものが活性化されて、実際に若返るためのようです。
不食では、病気とも無縁になります。病気のほとんどは食事に関係していることからも、これはわかるでしょう。
中略
日本人は遺伝的に小食に適した民族だと思います。その遺伝子的能力をいかして、一人でも多くの人が不食の実験を開始すれば、おそらく日本だけでなく、世界を救うことになるでしょう。
引用元:秋山 佳胤. 森美智代. 山田鷹夫. 食べない人たち(「不食」が人を健康にする). マイノ出版, 2014, 196P
「最高に楽天的な人生が始まる」と書いているのを読んだとき、ちょっとなにいっているかわからない・・・、状態でした。
不食、小食が楽天的な人生がはじまる・・・。
僕の人生は最低で重いし、もう早く人生終えたいです・・・
みたいな感じになっています。生きていることの意味も生きていることの使命、目的など、何も感じないからです。むしろ、苦しいことばかりの連続で、僕は周りにイジメられるために、生まれてきたのか・・・と、余計な勘違いをしてしまうくらい、今は疲れ切って、ストレスな毎日です。
記事を書いている間も時折、「はぁ・・・・・・・・・・・・・」みたいな感じになってしまっています。
僕は「最高に楽天的な人生が始まる」と書かれていることに対して、同意したいけど、同意しにくいと言うのが正直な感想です。書かれていることは、わかります。おそらく、悩みはだんだん、消滅していくでしょう。ただ、僕は精神障害者なので、普通に不食、小食してもモデルケースになれないのではないかと感じています。ですが、せっかくの機会なので、不食、小食は意識して続けていきます。
スポンサーリンク
コメントを書く