親名義の住宅ローンを毒親である母親から返済するように強制された

毒親名義である住宅ローンの返済をするように強制されたのが、借金の始まりでした。小学生時代に住宅ローンの名義になっていた父親が持ち家から出ていきました。
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父親が出ていってからの母親と二人暮らしの日々
離婚してから母親はアルバイトをしていました。母親のアルバイトの収入だけでは足りなかったので、祖父母が援助してくれていました。両親が離婚したことで祖父母は、たくさんの習い事をさせてくれました。しかし、ほとんどサボっていました。
両親が離婚してから、友達と遊ぶこと、勉強する気力がなくなっていったからです。友達と遊ぶ代わりに、自宅でテレビゲームをする機会が増えました。テレビゲームを持っている友達でないと、一緒にいることができませんでした。テレビゲームを持っている友達とは、テレビゲームしかつながりがないので、会話はほとんどしていませんでした。
母親はテレビゲームに対して反対していました。テレビゲームをしていると、いつも母親から怒鳴られます。好きでテレビゲームをしているのに、テレビゲームをするたびに怒鳴られると、自分が否定されているように感じてしまい、母親と言い合いの喧嘩ばかりしていました。どなったり、物を投げたりして反発ばかりしていました。
住宅ローンの借り入れ返済を強制され始めた日々
学生時代を卒業してから、しばらくアルバイトをしていました。学生時代が終わるまでに、援助してくれていた祖父母が他界しました。持ち家の住宅ローンの返済や固定資産税を祖父母の援助に頼って支払っていましたが、他界したことにより支払が困難になりました。
そのような事情があってか、学生を卒業してから、住宅ローンの借り入れ返済、固定資産税の支払から電気代、ガス代などの支払を強制されるようになりました。働いて稼いだお金が入ってくる銀行口座とキャッシュカードを母親が取り上げたのです。そして、毎月、働いて稼いだ給与を母親が勝手に使うと言う状態になりました。
いきなり自分で稼いだお金を勝手に使われることに納得できずに何度も反発しました。しかし、母親からは、


口座を返してほしいんだけど

あんたに、口座を渡したら無駄づかいばっかりするから、あかん

人の口座から勝手にお金使うってどういうこと!!??

お金ないから、あんたが働いて、返していかないと仕方ないやん

自分で働いて返したらいいでしょ!?

他にもいるものあるから、あんたが全部払うしかないでしょ

何にいるものあるの!?

余分に置いておかないと、この先、何があるかわからないでしょ

だからって、人のお金使うの!?

もう、あんたも社会人なんだから、手伝ってくれないと

なんで、親の都合を押し付けられなあかんの

お金ないから仕方ないでしょ
このような、やり取りが続いて、結局、話し合いが解決することがありませんでした。納得できない気持ちを分かってほしいだけなのに、母親は、気持ちをまったく理解してくれようとしてくれません。会話をしていて、いつもストレスが溜まるだけですし、いつも問題が未解決のままになってしまいます。
母親の中では、僕の給与を使って、住宅ローンの借り入れ返済や固定資産税、電気代、ガス代などの細かい支払いが出来ればそれでいいと思って解決しているのでしょうけど、給与を勝手に使われている気持ちも理解してくれず、一方的に、両親が離婚したことによる親たちの都合を子供が押し付けられている感じでした。
母親の余計な一言で生きる気力がなくなっていた言葉
母親は、いつまでも、子供扱いします。母親からしたら、僕は子供なので仕方ないかも知れません。

こんなに部屋を散らかして、幼稚園の子でも、こんなことせーへんわ

部屋汚いな、掃除すらできないの! 幼稚園の子でも、できるわ。

食べたら、片づける。何回言ってもできないの、おかしいわ

洗濯物くらいたたんで。誰でもできることでしょ。こっちは、忙しいんだから

さっさと寝て。ゴソゴソ音を立てられたら、こっちも寝られへんから

早く帰ってきて 食べる都合があるから

だらしないな。誰に似たんや。誰もこんなだらしないことしている人なんていないわ。あんた、おかしいわ。普通の人間とちがうわ
余計なひと言で、何か言われるたびに、気分が落ち込んだり、疲れたり、ストレスになってしまったり、嫌な気分になったり、腹がたったりしてしまいました。
マトモな会話ができない家族であることが、生きていて、本当に生き苦しくなってしまいます。自宅にいると、いつも、何もやる気を失ってしまいます。まるで、何かの毒を受けているような・・・。これが毒親と生活することによる、生きづらさなのかも知れません。
住宅ローンの返済から解放されて、賃貸マンションで満足していたひと時
社会人になってから、数年後に、親名義の住宅ローンの借り入れをしていた持ち家の買い手が見つかって売却できました。売却して残ったお金は、住宅ローンの借り入れ残高以上だったので、住宅ローンの完済ができました。住宅ローンを完済して残った数百万円のお金は母親の口座に送金されました。今まで返済してきたお金は、まったく返してもらえることもありませんでした。
母親は、持ち家を売却したお金で、すぐに自動車を購入していました。自分の欲しい物は、高額であっても、息子に相談することもなく、一人で勝手に決めて、勝手に購入していました。
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持ち家を売却した後の引っ越し先は、賃貸マンションでした。賃貸マンションだったので、家賃の支払いだけでした。母親名義の自動車の駐車場代は、当たり前かのように、僕の給与から支払っていました。僕は、自動車免許がないので、自動車に乗る事はないです。母親が運転する時に、助手席に乗ることはあっても、1ヶ月に1~2回くらいしか乗る機会はありませんでした。母親は、いつも自動車でどこかへ出かけていたので、駐車場代も実質無料で自動車を停めていたことになります。
母親が僕の給与を自分都合で使われることがストレスでした。母親は、賃貸マンションから、持ち家に引っ越すために、再び不動産会社に行って、持ち家の紹介を受けることになりました。僕は、賃貸マンションで十分満足していましたし、何より住宅ローンと言う借金から解放されたことが、何より気持ちが楽になれたので、また持ち家に住むと言うのが嫌でした。
閉塞感を感じてしまうマンションに住みながら再び住宅ローンの借り入れ返済をすることになる
持ち家になると住宅ローンの借り入れをしないといけなくなって、毎月の返済を続けるのが苦痛だからです。母親は、

賃貸は落ち着かない。持ち家にしないと落ち着けない。
と、何度も言っていました。
そうして、数年後に、母親が気に入った分譲マンションを購入することになりました。住宅ローンの名義は、母親ではなく僕の名義で住宅ローンを借り入れることになりました。住宅ローンの借り入れ契約の時、ずっと気が重かったです。
母親が気に入った分譲マンションは、あまり気に入る要素がほとんどありませんでした。部屋も狭くて、暗くて、なんだか牢屋に入れられたような感覚でした。賃貸マンションの方が、窓が大きくて、開放感がありました。分譲マンションは、暗くて閉塞感がありました。
そのような分譲マンションに引っ越して、住宅ローンの借り入れをさせられて、家族構成も世帯主になって住むことになりました。世帯主になったので、母親が僕の扶養家族になって、健康保険の支払は僕がすると言う構成になりました。
母親は、満足でしたら、僕は、開放感がなくなって閉塞感を感じるようになりました。また、僕の給与だけで生活できるくらいの収入が入ってくるようになってから、母親はアルバイトを辞めて、毎日、自宅にいるようになりました。あとは、僕の給与で母親が使っている携帯電話代、電車やバスなどのICカード代も、請求先は僕名義にして、母親は自分が使った分を僕が支払うと言う状態にしました。
住宅ローンを借り入れた時の状況からの転落
住宅ローンを借り入れてから半年後に人間関係の悪化で正社員を退職してしまいました。正社員を退職してからは、無職になりました。僕が無職になったタイミングで母親から銀行口座とキャッシュカードが戻ってきました。正社員雇用の就職活動をしていましたが、不採用ばかりでした。
派遣社員、アルバイト、無職を転々とするようになりました。住宅ローンの借り入れ返済、固定資産税の納付、分譲マンションの管理費、修繕積立金、駐車場代の支払いが非常に負担になりました。母親に、とても毎月の支払ができないことを伝えると、

就職決まらないなら、その時間がもったいないから、アルバイトでもしてきたらいいねん

仕事辞めてしまうから、こんなことになってんやろ。支払どうするの?

私は、どうしようもできないで

もう、お母さんの、駐車場代と携帯電話代とICカード代まで、払っていけないよ。

そんなん払ってくれんと困るやんか。払われへんのに、どうするの?

仕事辞めるから、払われへんようになるんでしょ。仕事辞めんかったらよかったのに。

会社行く人は、みんな我慢して働いているねん。あんたみたいに、すぐに辞める人なんて、誰もいないわ。

真面目に仕事してたら、辞めることなんて、ないねん。

ちゃんと仕事してないから、辞めないといけないことになるねん
このように、今まで、嫌な目に遭いながらも、仕事を続けてきた、事情を、まったく理解してくれず、気分がますます落ち込みました。
借り入れ残高が増えていく状況にも母親は何もしてくれない・・・。これが、毒親ってやつなのか!?
失業手当の支給を受けることができない状態で無職になってしまったときは、どうしようもなく、クレジットカードのリボ払い、カードローンの借り入れをしながら、毎月の請求金額を支払ってきました。
母親からは、

リボ払い使っていたら、とんでもないことになる。もう、カード使わないで

だったら、足りない分、どうしたらいいの?

ちゃんと働いたら、カード使う必要ないねん

だったら、足りない分は、払ってくれんの?

お金ないから、知らんわ

だったら、カード使うしかないでしょ

もう、どうなっても知らんで
このような感じで、母親は、家計の収支は、僕に丸投げでした。母親と一緒に住んでいるだけで苦しいのに、閉塞感のある分譲マンションに住むことになって、住宅ローンの借り入れ返済も続けないといけない・・・。賃貸マンションだったら、固定資産税は支払う必要がなかったのに、分譲マンションになってから、固定資産税の納付書が届くようになって、お金の負担がどんどん増えていきました。
このような状況が続いてしまい、他の記事でも書いてきましたが、数年後には、返済できなくなり、滞納するようになりました。
滞納してからも、母親は、

早く働いて返したらいいやんか
みたいな感じで、希望の持てる解決策を提案してくれるわけでもなく、いつまでも同じようなことばかり言われるだけで、家族を頼ることができない苦しみを味わい続けることとなりました。
家族であれば、喜び、苦しみを共有して、共に乗り越えていくイメージがあるのですが、僕の家族は、喜び、苦しみを共有されることはなく、すべて自己責任のような感じです。母親と一緒に住む必要を感じません。母親が毒親でしたら、なおかつ一緒に住んではいけないと感じてしまいます。一緒に住むことで、借金人生に転落することとなりました。
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これから、あんたが全部払っていかな、あかんやん。お金ないんだから